攻撃は「来てないかも」ではなく「見えてないだけ」でした
— 守 Mamori、初めての観測共有と自動巡回
結論から
自分が公開しているWebサービス(Fly.io上の複数アプリ)のログを調べたら、攻撃はすでに来ていました。しかも複数、別々の手口で。
/info.php・/phpinfoへの探索(サーバーの設定情報を覗こうとする定番の偵察)- React Server Componentsの脆弱性を悪用しようとする試行(最近話題の攻撃手法。幸いFlyのWAF=防御壁がブロック)
- 難読化されたPHPバックアップファイルの探索(
/Trnity.php.bakup。設定ファイルの残がいを探す手口)
どれもアプリには届かず、プロキシ層で止まっていました。でも「攻撃、来てないかも」は思い込みで、「見えてなかっただけ」だったんです。
なぜMamoriが必要か、52秒の動画で説明しています(音声が出ます)。
だから守(Mamori)を作りました
Mamori は、こうした攻撃の観測を会社どうしで匿名で共有する場です。
- ある会社が「うちにこんな攻撃が来た」と共有すると
- ほかの会社が「同じ攻撃が来たら止めよう」と先回りできる
- 1社の被害が、みんなのワクチンになる
今日、そのMamoriに初めての観測を共有しました。上の3件です。観測0件の状態から、ようやく一歩目を踏み出しました。
さらに、自動で共有する仕組みも作りました
手動でログを読むのは続きません。そこで fly-watch.py というツールを作りました:
- Fly.ioのログを定期的に取得
- 既知の攻撃パターン(phpinfo探索、RSC悪用試行、.env探索、wp-login総当たり、パストラバーサルなど)を検出
- 重複を除いて、Mamoriに自動で共有(誰でも見える公開範囲で)
これで「攻撃を見つけたら共有」が、人の気づきに頼らず回り始めます。
Mamoriがやること
- 最新の脅威情報(CISA KEV・JPCERT/CC)を6時間ごとに自動収集
- 自社の使っている製品と照合する無料のキット
- 観測は自動匿名化(IP末尾を伏せ・社名は記号に)・90日で自動削除
あなたの会社も、攻撃は来ています
中小企業こそ狙われます。大企業は高い対策を持つので、攻撃者は対策の薄い中小を踏み台・直接の標的にします。でも中小には専任のセキュリティ担当がいない。Mamoriは、その空白を埋めるために作りました。審査なし・無料・ブラウザで完結します。
まずは登録不要の公開情報から:
- 最新の脅威一覧 → mamori.teai.io/intel
- 攻撃者が探すファイルの見本と最新脅威 → mamori-decoy.fly.dev
- 参加ガイド(5分) → mamori.teai.io/start
「うちはまだ攻撃を受けてない」と思っているあなた。それは、見えていないだけかもしれません。一緒に、見えるようにしましょう。
共有に参加する場合は 参加ガイド(5分) へ。