中国の人型ロボット「X-Humanoid」急伸をテーマに紙芝居を作ったら、画像だけが表示されない障害に当たりました。原因は自社の紙芝居サービス「kamishibai.tv」が使っているGoogle AI Studio(Gemini)の直叩きキーの前払いクレジット枯渇。teai.io経由(te image --fast)で画像だけ作り直したら数分・数十円で直り、そのままサービス本体の画像生成もteai.io経由に切り替えました。単一プロバイダの直叩きが一番壊れやすいという、実務でよく踏む罠の実例です。
紙芝居は8場面の台本・ナレーション音声までは正常に生成されました。しかし画像だけが一枚も表示されない。調べると、kamishibai.tvの画像生成はGoogle AI Studio(Gemini)のAPIキーを直接叩く実装になっており、そのキーの前払いクレジットが枯渇して429 RESOURCE_EXHAUSTED(prepayment credits are depleted)で即死していました。
これは初めてではありません。2026年8月2日にも同じ理由で同サービスの画像生成が全停止した実績がある、既知の弱点でした。単一の直叩きキーに依存している限り、Google側の課金状態がそのままサービスの生死を左右します。
teで画像だけ作り直すteai.io(弊社のAI APIゲートウェイ)のteコマンドは、複数プロバイダにルーティングできます。
--fastオプションで安価ティア(15クレジット/枚)のgoogle/gemini-3.1-flash-lite-imageがOpenRouter経由で呼ばれます。直叩きのGoogle AI Studioキーとは完全に別の課金経路なので、片方が枯渇していてももう片方は生きています。8枚生成して合計120クレジット(約¥20)。既存の音声は生成済みで無事だったため使い回し、画像だけをbase64で直接importして即座に紙芝居を復旧できました。
応急処置で終わらせず、kamishibai.tv側のコードも直しました。teai.ioには/gemini-proxyという、Gemini native APIをそのまま透過プロキシするエンドポイントが既にあります(x-goog-api-key認証・複数プロバイダの自動フェイルオーバー込み)。
リクエストの形はGoogleネイティブAPIと同じなので、ベースURLと認証キーを差し替えるだけの最小変更で済みました。TEAI_API_KEY未設定時は従来の直叩きにフォールバックするので、ローカル開発環境は無変更で動きます。
te)一本で完結できた。